飴のことば遊び

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TOEIC リーディングセクションで高得点を取る方法

前回、リスニングセクションについてまとめたので、今回はリーティングについてです。

 

are-clue.hatenablog.com

 

 

まず、私の取った点数は、495点満点中450点でした。

これは、TOEIC900点以上を目指す人にとっては、とりわけ高い点数ではないんだと思います。

 

TOEICは満点取る人もいるテストですからね。

 

 

ただ、この点数を取るレベルがどれくらいなのかという一つの目安と、私の考える点を取るために必要なことみなさんにお伝えしたいと思います。

 

問題全部解き終わるのは当たり前?

 

まず、私はリーディング、読み終わりませんでした!

 

具体的には一番最後のパート、ほぼ読めませんでした。1問だけはちゃんと回答したけど、残り5問は適当に埋めました。

 

これには自分でビックリしました。

 

なぜなら学生の頃は時間内に終わっていたから(何なら見直しする時間まであって)今回も全て解けると思っていました。それに、TOEICより問題自体が難しいと言われるIELTSアカデミックのリーディングでも時間内に読み終っていたので、英語を読む能力自体が足りないというわけでは無いと思います。

 

いかんせんリーディングは試験形式の練習をしなかったので、時間配分の失敗です。

 

もしもう一回受けるのなら、恐らく全問解き終わるよう注意します。

 

でも試験結果を受け取ったときに、

「全部解けなくても900点越えるんだ!」という驚きがありました。

読み終わらないのに高得点はありえないと思い込んでいました。

 

当たり前のことですが、一問一問の正答率を上げることも大切なんですね。

 

 

 

正答率を上げるためには?

セクション5・6:体系的な文法の習得

文法の知識なくしてセクション5と6は解けないと思います。

品詞、時制、前置詞などなど。。

 

 

闇雲に練習問題を解いて回答を読むより、文法構造を理解することに重点を置きましょう!

 

サンプル問題を見てみましょう。

—————に当てはまる答えを選択肢から選びます。

 

Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ------- .


(A) complication(名詞)
(B) complicates(動詞)
(C) complicate(動詞)
(D) complicated(形容詞)

 

答えは「多くの現代のモバイルディバイスは〇〇」に当てはまるものを選ぶと、「複雑な」という形容詞のd. complicatedになります。

 

文法的に言うと

・that節の構造が分かること

・各選択肢の品詞が分かること

・be動詞の後にはがくること

 

を分かっている必要があります。

 

解説をみるとめんどくさいですが、

自分で説明できるくらいに理解できるようになる。

それが理解しているということだと思います。

 

もちろん理解さえできていれば、用語なんか要らなくて、

「このthatの後の主語がdevicesでareの後は選択肢内だと形容詞のcomplicatedだな」くらいでいいんです。本番で問題解くときはそんなことすら考えないですからね。

 

そして、理解していると応用ができます。

文法を理解していると、単語の意味がわからなくても答えがわかるので、

TOEICは文法のテスト。

みたいに言われるんですね。

 

ただ、こういう形式の問題に慣れすぎている所為で日本人の英語力は伸び悩んでいると思うんですよね。

TOEICを始めとする日本の英語試験に対する考えをまた書きたいと思います。

 

section7:文章はちゃんと読まない

 

設問を読んでから文章を読んで、答えを探す方法がいいと思います。

なぜなら私が文章を読んでから設問を読んでいたら時間切れになったから。

 

文章を読んでから解くのは読む速さと理解力/記憶力が必要になります。

 

この記憶力が不思議なもので。

文章としてはそんなに長くないのに、英語で、時間制限ありになると途端に内容を覚えていられないんですよね。

結果、私は何を読んでいたんだ!??みたいになる。

 

恐らくTOEICの問題を解くときに、私の脳が文章の内容を読むのではなく、文法とか単語とかを分析ことに集中しているんだと思います。なんと無駄な。

(わたしだけでしょうか??

 

ちなみにほんとに英語ができるようになると素直に文章読んで設問に答えて、でも時間は足りるでしょう。

でもそういう人はこれ読まないから。

 

まとめ:前半後半で戦略を変えよ

セクション5・6は文法的な分析ができるように。

セクション7は設問のキーワードを文章から拾えるように。

 

つまり、前半の対策は英語の文法理解を深めること。

後半の対策はTOEICの問題を解きまくって、英語で素早く大意を掴めるようになること。

 

セクション5、6は一問一問丁寧にやれって言ってるんじゃありません。

素早く解くためには素早く分析する必要があると思うんです。

 

ネイティブは分析なんかしなくても解けるのに、文法の知識が必要?って?

 

お前は英語ネイティブか!??

 

第一言語第二言語では習得に必要な過程が異なります。

そしてこれは効率よく点数をとるための考察です。

 

英語ができるようになりたいだけでなく、「TOEICで高得点を取る」ことが目的ならばめんどくさく思えてもこの手順はやっぱり必要だと思います。

 

 

 

ということで私の考えるリーディングで点数を取る方法でした!