飴のことば遊び

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To all the boys I’ve loved beforeを見たよ

Netflixオリジナルの映画、To all the boys I’ve loved before (邦題:好きだった君へのラブレター)がツイッターで話題になっていたので見てみた。

 

 

あらすじ

主人公ララ・ジーン は韓国系のママ(亡くなってる)と白人のパパのmixで、三人姉妹の真ん中。ご近所のジョシュのことが好きだったけど、助手は姉のマルゴと付き合っている。ララはこれまで叶わない恋をした相手に、ラブレターを書いて、大切にしまっていた。姉マルゴがスコットランドの大学に進学するため家を出た後、その手紙がなぜか5人の相手へ送られてしまう。ジョシュに手紙のことを聞かれるのを恐れたララ・ジーンは手紙が届いた一人であり、別れたジェンを振り向かせたいピーターと恋人のフリをする契約を結ぶ。

 

 

めっちゃかわいいお話。

胸キュンする〜。恋をするのが怖いララ・ジーン。確かに、話の冒頭から、ジョシュはお姉ちゃんと付き合ってるし、ピーターとはゲームでキスをしたばっかりに、親友だったジェンに恨まれて、しかもその後ジェンと付き合っちゃうし。誰かを好きになっても受け入れてもらえるかわからなくて怖いよな〜。

 

この映画が話題になっていた理由は、もちろん話も良いんだけど、主人公がアジア系であるってこと。

何年か前にはアカデミー賞にノミネートされてる俳優が白人ばっかりとか、最近では興行成績では二番手の映画の主演女優のギャラが全然良くないのはなんでだとか、アメリカの映画やドラマは白人至上主義。だからアジア人の女の子が主演のラブロマンスなんて、今までなかったと。

 

ただ、 アジア系のステレオタイプをはみ出したキャラクターではないかもな。地味でダサくて勉強ができる、真面目、みたいな。このステレオタイプがあって、この映画が真実味を増したのかな。

でもとってもかわいいことには間違いない♡

 

 

私は実際にアメリカ(やカナダ、その他の国、世界中どこでも)でアジア系として生まれ育つということについて、今までもこれからも、想像することしかできないのですが、日本で生まれ育った日本以外の血を引く人のことを考えると、日本ってまだまだ均質な文化なんだな〜って感じた。

日本でも(差別とかそういう意味ではなく)ハーフの子がいても見た目が違うことをいろいろ言われて、ステレオタイプでみられるんだろうなということは想像するけど。

白人はこういう子とか、黒人、日本以外のアジアとか、私の中にはイメージがない。在日コリアン・中国人は結構いるけど、通称名を持ってたり日本人とほぼ同じ文化で育ってるひとが多いのではと思う。

中華街やコリアンタウンのある街では違うんだろうか?

 

 

それから、どうでもいいけど気になったところ。 

三人姉妹が似てない。妹役の子は見るからにハーフ顔。だけどララジーンは普通にアジア人だな…?アジアのイメージを出したかったのかな。

ララジーン役のラナ・コンドルがどこの国の血を引いているか調べてみたけど、ベトナム生まれでアメリカ人の養子になったらしい。ベトナム人の子ども、とは書いてないしベトナム感が強い顔ともあまり感じなかった。。特定の国のイメージがつかなくて逆に女優さんとしてはいいのかも。

それから、ララジーンのパパは白人なんだけど、この俳優さん絶対みたことあるな〜〜〜〜と思ったら、SATCのエイダン!懐かしい!立派なパパになって…SATCの時もいいパパになりそうな顔してたけど。いいパパ顔。

  

あと、明らかにヤクルトの容器なんだけど、Korean yogurt smothie って言ってて、思わずヤクルトが韓国企業か調べました。当たり前だけどヤクルトは日本の企業だった。笑 韓国製の似たようなのがあるのかな?(別に何も私の手柄じゃないんだけど、日本の製品や作品が韓国や中国発のものみたいな扱われ方をしていると、それ、日本でできたやつやで!って言いたくなってしまう。

 

To all the boys I loved before, オススメなのでぜひ。